アクシデントな恋

龍に殴られ
潤は車の中で少し
呆然としていた。


今、起きた事が…
龍のあんなに取り乱す姿
潤は初めて見た。


我に返ったら
右頬に痛みを感じ
口の中が鉄分の味…


「許さない…
でも…アイツ…
本気なんだな。
寿麻ちゃんは渡さない…。僕の者にしてみせる。」


最初は龍の婚約者だから…だから欲しかった。

でも…
寿麻と仲良くなるたびに
寿麻が自分の中で大きな存在になって行った。

龍のだから欲しい!!
のではなく…
自分の側にずっといて欲しくなった。