アクシデントな恋

車の中では
龍は難しそうな本を読み、
寿麻はなるべく龍を見ないように窓の外を見ていた。

『こんな生活、
いつまで我慢すればいいんだろぅ…』
そんな事を思いながらいると、
突然、龍が話し出した。


「そうだ!
お前に一つ言っておくことがある。
これはゲームで有り
俺がお前に頼んだビジネスだ。
報酬を与える。
欲しい物などは全て与える。何でも言え。
それと、学費その他の学業に必要な物は西城家で支払われる。
これで いいか?」


寿麻は龍の言葉に益々いら立ち


「そうね。その位してもらわなくちゃ割にあわないわ、親まで騙してるんだから…」


売り言葉に買い言葉!


これからこの2人どうなるのか…。