アクシデントな恋


龍と寿が挨拶をかわした後、食事をしながら色々な話をした。


「すまないねー、寿麻がワガママで、龍君に迷惑かけて…」


「いいえ…ボクが悪いんですから…。」


龍は申し訳なさそうに返事をかえした。


そんな龍に美沙は

「まー色々あるのよ…男と女は、ましてや夫婦になると決めた間柄、お互いにワガママになったり、相手の事を思ってした事が裏目にでたり。
相手が好きだからこそ仕方の無いケンカがあるものよ(^-^)b
よく言うじゃない、仲が良いほどケンカするって。」

美沙は言い終えた後に
龍と寿麻のことを交互に見て微笑んだ。


そんな美沙の言葉に龍も寿麻も少し頬を赤らめながら、2人とも同じ事を考えていた。


『偽装なのに…お互いに好きになれていたら……』


{お互いの気持ちにいつになったら気付くのか…?}

そんなこんな4人で和やかな食事が終わり


美沙と寿麻が食事の片付けをして
寿と龍はお酒を飲みながら寿麻の小さな頃の話しなどをしながら過ごしていた。