アクシデントな恋

潤は寿麻を連れて、以前に来た事がある丘の上にいた。


「あーー…」

潤は着くなり叫んだ。
あの時のように…


しかし…寿麻は遠くを眺めボーっとしていた。
まるで魂が抜けたように。

潤はそんな寿麻をどうしていいのか解らなかった。


そんな寿麻を見ているだくで凄く辛くて…潤もおかしくなりそうで…
そんな寿麻の事を優しく抱き締めキスをした。

寿麻の心の氷を溶かすように…


唇を離すと…
寿麻の瞳から涙がつたってきた。


そんな寿麻を見て潤は

「なんで!なんで僕じゃダメなの?こんなに、君が大切で愛しているのに…
何度でも言うよ。僕は君を泣かせたりしない。」


潤は目に涙をためながら、その場に座り込み
どうにもならない苛立ちを押さえていた。


寿麻もまた…どうにもならない自分の気持ちに
何も考えられなかった。


潤の気持ちに答える事も

龍に対しての自分の気持ちにも…


ただ…ボーっと立ち尽くすしかなかった。