私が貴方と出会ったのはいつの事だったのかなぁ。
確か高校の入学式の時だった。桜がひらひらと舞い散るなか私は高校の門を通り、クラスが掲示されてあるところまで行った。
「由衣〜こんなとこにいたぁ。もう探したんだから〜」
「あ、ごめんなぁ。亜紀ぃ」
「いいよ。それよりどこのクラスか見よう」
「うん。そうだね」