「お嬢様は料理なんか作んねぇもんな」 「……」 「アユ?」 「作るし!!明日から作ってやるんだから!」 お嬢様だからとか関係ないし。 アユだって普通の女の子だなんから! 見てなさいよ、ウミ!! この時からアユはウミしか見えなくて、拓哉のことなんて忘れてたんだ。