中学の同級生だった拓哉をチユも知ってる。 拓哉は派手で、誰とでも付き合えるような最低なやつだった。 そんな拓哉をチユは、あまりよく思ってない。 付き合い始めた頃は、よく反対された。 まぁ、アユは好きだったから付き合ってた訳だけど。 「てかさ、アユ」 スプーンをアユに向けながら、口を動かしてる。