ワンルーム



「誰と来てんの?」

「高校の友達。ウミは?」

「俺も友達」


どこか寂しそうな悲しそうな目。


何も話さないまま時間だけが過ぎていく。

このままじゃ、チユたちも心配するし、そろそろ戻らないと。



「じゃあ…行くね」

「あぁ」


ウミを置いてチユたちの元へ急いで戻った。