色×iro~素顔のままで~

目で探る。

まあ、冗談だろうって思ってたのに、ちょっと真面目な表情で

「本気で言ってる?」

「うん。オレの好みって、そこなんだ」

「『見てるだけでいい』って想うような...って、それ、接点ないまま終わるよね」

「それもそうだな。...でも、好みなんだから仕方ないじゃん」

「そうか...」

「あ、教えてあげとく。連、オレと逆だからね。押しの強い子に弱いから。

連、諦める気がないんなら、頑張って押すように」

「...忘れてると思うけど、あたしも彼女と同じタイプなんだよ。

ありがとう。ライブのこと教えてくれて。

あと、タイムリミット教えてくれて」

あたしは、さっきからあたしの方を恨めしそうに見てる、木田の方へ戻る。