ダサ男が向こうを向いた瞬間、眼鏡の隙間からちらっと見えてしまった。 あれは………ウォン様だった。 私の心臓は早まま、鳥肌がたつほど興奮していた。 いや、でもただ似ているだけかもしれない… これは正体を暴かなきゃ!! 男子たちの噂は本当なのかもしれない。 私は興奮を押さえながら補習の授業をうける。 もしダサ男がウォン様だとしたら、私はウォン様と二人きりで教室にいることになる。 それに肩も触られた… 私は補習の授業よりもダサ男の正体が気になって全く集中が出来なかった。