おうじさまのしつけ



「やっほぉ。

みんなご機嫌麗しゅう?」


そんなところへやってきたのは杉崎。



「いや~、レディーたちの相手してたら

遅くなっちゃって☆今日って会議なかったよね?」


こいつ、居なかったのか。

どーりで頭が抜けた奴がいないと思った。


「あれ?」

杉崎は女のほうへ顔を向ける。


「げ」

女は顔を引きつる。


それに構わず

杉崎はいつものレディー専用のスマイルを見せた。



「さっちゃん久しぶり♪」


え、知り合いなの!?(´Д`)