おうじさまのしつけ



「会長さん…」


ドアの前では引き顔のピータさんが立っていた。


「うおあぉ!?誤解だピータさん!!

俺は―」


「同じ巨乳好き仲間だと思っていたのに…。

あなたは巨乳じゃなくても手を出すのですか!?

そんな志の小さい軽い男だったのですか!?


僕はショックだぁーーーーーー!!!!」


勝手に現れて勝手に去って行った後藤。




そいつは置いといて…


「俺のファーストキスどうしてくれるんだ!!!!!!!」


「お前は乙女か」


冷静に突っ込む女。


「俺は…俺は…こんな形で

ファーストキスをしたくなかった。


俺は決めてたんだ。

絶対に可愛い巨乳ちゃんのおっぱいに

キスを落とすって…」



「それファーストキスって言わないし」


「お前はさっきからなんなんだよ!!(T□T)」


俺、半泣き状態。