「あ、王子!」 「お前、なぜそこにいる!!!???∑( ̄Д ̄;)」 俺は姫に駆け寄り、さっと姫を抱えて逃げる。 「なにするの!?」 「それはこっちの台詞だ! あんな体格のいい奴の目の前に居て怖くないのかよ!? お前なんか踏みつぶされちまうよ!!」 「そんなことないよ!」 姫はバタバタと俺の腕の中で暴れる。 「あのひとはよわいヒーローなんだよ!」 「は?」