「……」 そこにはぶすっとした顔の姫がいた。 ………… 主役を忘れてたぁ~~~~!!!!(゚ロ゚;) 姫は口を尖らせ、そっぽを向く。 「いいもん。どうせ姫はスクールライフとは ”ジゲン”がちがうもん」 やべぇ、完全にいじけてる…。 「わりぃ、ちょっと仕事が忙しくて…」 「おとなはみんなそう言うんだ!!」 姫は突然大声で怒鳴って生徒会室から飛び出していった。 俺は、大きなため息を吐く。