「いえ、ケータイ小説のアマです。」 「へぇ、ケータイ小説かぁ。 “恋雪”とか?」 「あ~、あれは映画化されて 有名ですもんねぇ~。 でも、私、私と同じアマの作家さんたちの 小説を読むのが好きなんです。 掘り出し物を見つけた!って 気分になれるので。 たとえばヒカルコさん著 『足の小指で愛を誓おう』とか最高ですよ!!」 なんだか語り始めた女子。 ケータイ小説なんざ興味ねぇー。