おうじさまのしつけ



「あ~あ、会長が女の子傷つけたぁ」


「だからモテないんだよ」


「いっそハゲろ」


「ずいぶんな言われようだなぁ。」


俺は頭をかく。



「その池田くんに会わせてくれないかい?」


「うわぁ!校長いたのかよ!?」


「?わしはさっきからここにいたが…」


「喋ってくんねーと、小説なんだから存在感薄れますよ!!」


「それなのに矢波ちゃんは全く存在感薄れないよねぇ~」


「杉崎ハゲろ」


「え!?なんで!?」