そして、あげはも爆睡。


皆潰れた。




「じゃ、真司帰るな。」


「お疲れ様でした総長!」


「ぷッ…真司、もう俺は総長じゃねえよ笑っ総長はお前だろ?」




「あ…ハハハッつい癖で…」



「な、真司。
俺の特攻服お前にやる!」


俺の思い真司に託す。



「総長…じゃなくて仁さん…いいんすか?」



「ったりめえだ!
って泣きそうになってんじゃねえよ!?」



「う゛ッだって…
仁さんと会えなくなると思って…」



「ばっかだなッ!
会えなくなる訳じゃねえだろ~が!」




ったく真司の奴ッ
こっちまで泣けるッつーの。


「坊っちゃんお待たせしやした!」



「おっ銀河わりいなッ
じゃ真司また連絡するかんなッ」




俺は若干涙が流れたのを隠すよーに銀河の車に乗り込んだ。




酔っ払い皐月、あげはを連れて…