あまりにありえない言葉に翌日起きてからというもの、ずっと俺の想像の産物ではないかとも考えた。 だが、その度に確信する。 震える瞳で、俺の頬を撫でながら彼女は確かにそう言った。 俺のことが…好きだと。 まさか。 そうは考えながらも、あの日いつもより情熱的で俺に奉仕したがった彼女を思い出す。 好きだと言われた瞬間に想いと不安が押し寄せて、彼女がここにいると確かめたくて、その心も身体も欲しくて堪らなくなった。 彼女を失いたくない。 身勝手すぎる思いを、あの日以来俺は持て余している。