“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】

でも、あたしに落とされたいぢわる王子のキスは――…


「…んっ。
…ん?
…えっ…
こんだけ?」


ほんとのほんとの一瞬で。


「ぇ…足りないよぉ。
こんなんじゃわからないよ…」


触れるか触れないかギリギリのキスじゃ物足りなくて、眉毛をハの字の曲げたあたし。


「もっとして?」


そんな言葉が口から漏れる。