母『西島さん・・・』

私「お母さん・・・。
  私・・・あの日からずっと後悔してた。
  お母さんにひどい事言って。
  自分勝手に生きてきたのは私自身なのに・・・。


だから・・・。今私は幸せだから。
その証をみせにきたの。」


母『・・・ごめ・・ん・・ね・・・

  カナに言われて気がついたの・・・。
  ずっと仕事のせいにして家に帰ってこなかったのに。
  
  いきなり母親面されても困るわよね・・・。

  ずっと心配してた。
  帰ってきてくれて・・・。
  ありがとう。』


お母さんの涙・・・。
それは、以前とは違う。優しい綺麗な涙だった・・・。


私「お母さん。私を産んでくれて・・・。 
  ありがとう。」


母『カナ・・・。
  ずいぶん立派な母親の顔って感じね!!』

少し微笑みながら。お母さんは・・・

優しく私を抱きしめてくれた。