~西島龍の心 3~

俺が家に帰ると、カナが先にいた。

カナが家にいて
「お帰り!!」
って言ってっくれるのって・・・
なんだかいいな・・・。


カナは肉じゃがを作っていた。
俺も手伝った。

その時・・・

カナがその場に座り込んだ。

「気持ちが悪い・・・」

『えっ!大丈夫か??』

「・・・うん・・」

『・・・お前・・もしかして・・・』

「???なに???」

『いや。別に。』


俺の頭に浮かんだのは・・・

・・・・・妊娠。

でもカナには言えなかった。


俺は・・・
あの夜の事でカナに黙っている事があるから・・・