私は、先生の家を出て先生と夜よく来ていた公園にいた。

そこでマサキに電話をした。

『もしもし』

「もしもし・・マサキ?」

『あっ!カナ・・・
今日のあいつ・・・昔話してた彼氏か?』

「・・・うん・・・」

私はマサキと初めて寝た時に1つ条件を出した。

「私は・・・マサキとして貴方をみれない・・・
昔の彼氏と重ねてしまう・・・
それでもいいの?」と・・・

でもマサキは
『いい』と言ってくれた。

私は体を売っていたと言っても、実際体を重ねた相手はマサキだけだった。


『・・・・あいつの元に戻るのか?』

「ううん。もう戻れない。
でも・・・
もう一度・・・人の道を歩いてみようと思う・・・」