『ごめん』

先生は、そう言って
優しく私を抱いてくれた・・・。

何度も『大丈夫か?』

『恐くないか?』って
聞いてくれたね・・?


恐いはずないよ・・?

だって・・
先生は、あの人たちとは違うから・・。



ベッドに横になったまま
私は全てを先生に話した・・。


三年生の人たちに、犯されそうになったこと・・・


神谷先輩が助けてくれたこと・・

先生は全てを聞き終わると・・・


『神谷かぁ・・』


「・・・?
どうしたの?先生??」


『いや・・

なんでもない・・』