そして今に至る。
「図星か。当たりやろ、俺の眼力なめんなや」
笑顔、引き攣ってないよな。
「まぁ、…やっぱ答えんでもえぇわ。」
だいたい予想ついとるし
なにより、きくのが怖なった。
「お前も女やったんやなぁー(笑)忘れてたわ」
俺はぐしゃぐしゃといつものように頭を掻き混ぜる。
「そうですよ、そりゃ。」
お前が、なんだか泣きそうやったから。
「わけわからんこときいてゴメンな、まぁ、頑張り。」
頭を押さえたまま言った。
俺が
泣きそうだったから。
かっこ悪いにもほどがあるっちゅーねん。
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