「山口結衣…さん?」

誰??私の名前を呼ぶのは…。

私は少し震えながら、振り返る…。

だっ誰だよ…!

そこには、茶髪で足が長く、身長が私の二倍ぐらいの男の人が立って居た。

「だっ誰?」

私は、恐る恐る聞いてみた。

「俺!?俺は中島レン!!」

中島…レン…?

誰だよ!!知らない…。

「?どっかで会いました??」

私には全く心当たりがない…。

「初めてだよ…。」

はい…?

「俺は、あんたを迎えに来た!俺と一緒に来い!」

はい??

「……えっ!?」