「明日はちゃんと学校へ行くよ」 「本当ですか……?」 「い、行くって!」 だから泣きそうな顔でこっち見んな! いじめてるみたいじゃないか。 「明日の放課後にまた来るよ」 「はい。お待ちしています」 「また明日なのです!」 2人の笑顔を向けられて、ちょっとたじろぎながらも俺は手を振り返して店を出た。