「ね、ねぇ! ヤキモチは…妬いた?」 頬を赤らめて俺をジィッと見つめる。 い、いや… 可愛いけど… 手を出せない俺としたら ただきついだけのこの状況。 っつか… 「なんだよ? ヤキモチは?って…」 「…え?だから…嫉妬?」 「いや! そういう意味じゃなくて…」 首を傾げる茉莉香にため息をついてから抱き寄せた。 だいたい予想はつく。 きっと、 『男は追わせるものだ』 とでも誰かから聞いたんだろう。 単純な茉莉香だから、 それを真に受けて…。 「はぁ…。」