「…ごめん、茉莉香」 気が付けば、私は泣いていて 体が離れたら7月なのが 信じられないぐらいに 寒く感じた。 振り返って、私より20センチ大きい聡を見上げる。 寂しそうな聡の目を見て 『私は、 この人が好きなんだっ!』 って、心臓が爆発する。 「聡……好き、だから…」 呟いてしまったこの言葉。 この静かな廊下で、聞こえてないわけ無い。 だけど 「茉莉香、教室戻るか。」 って、言ったのは… 聡の優しさなの?