美咲は皓平君とのことも全部知っている。 その上で私に質問している。 どうするの?って。 それはつまり、どちらのクリスマス会に参加するのかってこと。 あのおしゃべりの美咲が、その一言以来一度も口を開かずに私の言葉を待っている。 「私…わかんない。わかんないよ…。」 「そっか…。でも答えはださなきゃいけないんだよ?その答えは結衣がだすの。わかった?」