「…えっ?えっ?」

なにがなんだかわからなかった。


「じゃあそうゆうことだから」


先輩は教室からでていった。

顔から火がでるほど恥ずかしいとは、こういうことを言うのだろう。



その日の私は、午後の授業なんかそっちのけだった。


放課後、先輩の部活が終わるまで教室からグランドを眺めてた。

初めて見る先輩のサッカー姿は、それはそれは輝いていた。