魔王様の好きな人




フワッと抱き締められた。



「…え?」




「すまない。泣かすつもりはなかった。」



ぇー



まさか抱き締められるとは、予想外です。



だけど落ち着く。



帰りたい、早く。
元の世界へ…。



でもこの腕からでたくない。



優しく私を抱き締めてくれる、このナイトさまの腕から…。