ベッドにごろんと横になってじっと天井を見つめて居ると、故郷の事を思い出します。

春は桜が咲き乱れ、萌える春の息吹がわっと花咲く。

夏はねぷた祭り。派手な夏祭りの筈なのに感慨に耽ってしまうのは何故でしょう。

秋は紅葉に山が染まり、冬は雪に包まれる。

良いですね、四季がはっきりしてる土地って。

思い出す度、瞼がじんわり暖かくなります。

歳の性か病気の性か、妙に涙脆くなってる自分がそこにおりました。