そして神夏の席の周りが騒がしくなっているのを感じます。

背中を揺すりながら声をかけて来る同僚の心配そうな声。

このまま眠ってしまえたら気持ち良いだろうなぁと思いながら心地良く気を失ったので御座いました。

窓の外では銀杏の木の葉がうっすらと黄色く染まっていたと記憶しています。

空は高くうろこ雲がゆっくりと流れて行くのが印象的な初秋の事で御座いました。