しかし有る日、何故かどうしてもど~しても呑みたくなって、お酒を久しぶりに呑み始め、その日はかなり深酒して結構酔っぱらってしまいました。

その時です、神夏は、はっと気が付きました。

酔っぱらった状態では、心と体の立場が逆転して体が心に勝利し食事をする事が出来てしまうと言う事を…

そして、睡眠をとる事も……

お酒は魔法の水でした。お神酒とは良く言った物です。

この経験から神夏は、お酒が全ての問題を解決してくれる様な錯覚を起こしてしまったのです。

飲酒する事に抵抗は有りませんでした。変な話、酔えば酔ったで気分も良くなるし。

そして、これで全て元に戻ると安直に考え、この行為を全く否定することなく続けて行ったので御座います。

現実問題、暫くの間はこの手で凌ぐ事が出来ました。