神夏が一人暮らしじゃぁ無ければ…家族が居て一緒に暮らしている人が居れば親身になってくれる友人が居たら…誰か異変に気がついて何かしらのアクションを起こしてくれてたかも知れません。

でも両親は早くに亡くなり、唯一の肉親の姉貴様は遥か彼方の土地に住み、心を曝け出せる程親しい友人も無く……

神夏は全くの天涯孤独の寂しい一人暮らし。

そんな時、ベッドに潜り込んで闇夜に身を任せながら天井を見詰めて、ふっと思いました。

「もしも自分に何か有ったら、誰が第一発見者になるんだろう…」

って(うう、暗いなぁ)