私の王子様は新入社員!?~オフィスの秘め恋~

何度も角度を変えて唇を離しては重ねていく。


静かな会議室に澪生の吐息と私の声が漏れる。


軽いキスから…深いキスを重ねて…舌を絡めた。


キスの後…暫く私は…澪生の腕の中に抱き締められていた。


「……こんなコトして見つかったら…唯じゃあ済まないぞ~」


「……じゃあ~拒否して…麻古さん」


「……」


澪生の鼓動はドキドキと早鐘を打っていた。


ドキドキしてるクセして…大胆なコトをする澪生…


そんな私も…ドキドキしていた。


片桐部長とは味わえないこのドキドキ感がたまらなかった。