「!!?」


私の髪を指先に絡め始めた。


「おい!?村形」


「澪生でいいよ~麻・古・さん」


そう優しく言って、ジッと見つめる村形…私は恥かしくて視線を外し、泳がせる。


泳がしていると…いきなり唇を塞がれた。



社内で交わすキスはスリルと背中合わせ。


 
それでも…私にキスして来る村形いや澪生……