社内では皆岸たちのケモノ視線に怯えた羊みたいな感じに見えたが…… 今は…オオカミに見えた。 「待て??村形…」 村形は壁に両手を押し付けて…私の顔を挟み込む。 村形から逃げるコトが出来ない。 「……俺と麻古さんは付き合っていますよね~」 「……」 私の耳元に村形の形のいい唇が近づき…軽く耳朶を甘噛み!? 「んっ……」