麻古さんはぶっきらぼうに…言い捨てて…自分のデスクに戻っていく。 何だか!? よく分からない態度…… 俺はおそるおそる…麻古さんの隣の空いたデスクに座る。 デスクの真ん中にはノートパソコンが…置かれていた。 「じゃあ~早速だけど…仕事だ…村形」 「はい…」 後ろには積み上がったダンボール箱。 「この中に入っているのは秋の新商品のサンプルを試供したモニターさん たちのアンケート用紙…ベースは出来ているから…あんたは用紙を見て…打ち込んでいって欲しい」