「村形…仕事のキリはついてるのか?」 「は、はい…」 「小田切が…ウチの新入社員をランチに誘ったの??」 「私は…村形に誘われたの…キリがついてるなら行くぞ!村形」 「はい!!」 俺は清原先輩に色々、言われる前に…麻古さんと廊下に出る。 「社員食堂行くのか?」 「いえ、外で…今日は晴れてるし…近くの公園で食べませんか?」 俺はあまり金を持ってなかった。 俺から麻古さんを誘ったのに…奢らないわけにはいかない。 年下でも男としてのプライドはあった。