私の王子様は新入社員!?~オフィスの秘め恋~

 「……」


 視線が何だか…痛い……。


 「俺…この書類のダンボール…資料室に運びます」


 めっちゃ重そうなダンボール箱が4箱、社内の隅に積み上がっていた。


 まあ~どうせ~俺にはキマった仕事ないし…その内…言われるだろうと…率先して引き受ける。


 「ありがとう~澪生君」


 おばさんのクセに…可愛い声…出してるんじゃないよ~。

 たくっ~鳥肌が立つ。


 俺はダンボールを2箱持って…社内を出た。




 全然…前が見えないーーーーーーー