「でも…先輩は無職で…赤ちゃんをどうやって育てるつもりですか?」


 「バイトはしている…俺もそれなりに…頑張っている…それに上手くいけば…
大金が手に入る」

 「!?」


 美原先輩…何かヤバイコトに手を出してないか?
 笑みも何処か…企んでいるような感じ。


 「結城さんの為にも…頑張って下さいね」


 他人の俺には…気休めの言葉しか出なかった。