「年下なのに…お前は出来た男だ…」


 「!?」


 「…私は…いい男に巡り合った…」


 「いきなり何?麻古さん」


 「……別に深い意味は無い…///」


 パチパチと音を立てて、流千亜のデッサンが炎に消え…夜空に煙となって立ち上る。


 すべてが煤となってしまった。

 このまま誰にも知られず…彼女がモデルとして成功するコトを祈る。


 「……」

 「……」


 肉眼で見る星空。

 都会でも…瞳を凝らせば…たくさんの星を発見。


 まるで…子供みたいに私たちはウレシそう星空を見続けた。