「……」 片桐部長は驚きで目を見開き私に…呟く。 「村形と付き合っているのか?」 「え、あ…」 「…そうか…だから俺と別れたいわけだ…俺も…承知した」 「!!!?」 別れを渋っていた片桐部長が澪生の登場であっさりと受け入れた。 「俺はひとまず…帰る…」 「!?」 そう言って…片桐部長は何もオーダーせずに店を出て行った。