午後から…麻古さんは外出。


 俺は意を決して…片桐部長のデスクに歩み寄った。


 「……あのう~片桐部長…」


 「何だ??村形君」


 「少しお話があります…先ほどの給湯室の件で」


 給湯室…


 その言葉で片桐部長のマウスを動かす手が止まった。