「……」 木製のドアを開くとそこにはたくさんのキャンバスが並んでいた。 壁には所狭しと絵画が飾られて…油臭い…匂いは油絵の具の匂いだと分かった。 ガッコの美術室を思わせる部屋。 部屋の中央の黒いソファーに澪生がタオルケットに包まって眠っていた。 「!!!?」 ソファーの前のキャンバスには…私の寝顔が描かれていた。 「……」 メイクの剥がれ落ちた最悪の顔を…澪生に見られていた……><;