命の泉とは、どの園でも最低二カ所は湧き出ているもので、神の命を造り出すとても大切な泉だ。

しかし千年以上昔、それまで虹色に光輝いていた命の泉は突如青がかった銀色に光り出し、それ以来新しい子神が生まれることは無くなってしまった。


子神が生まれなければ、天界は消滅し、ついでは人間界まで消滅に向かわせてしまう。

神々には不安がつのったが、しかし何もできず、ただ待つことしかできなかった。