今日は通夜と葬式をまとめてやるそうだ。




私はいつの間にか眠りについていた。




私は私を呼ぶ硫飛の声で目が覚めた。




硫飛はいないのに。




でも確かに硫飛が私を呼んだ。




あの優しい声で。




いつも私をからかうあの声で。。。




「硫飛がいるわけないのに。。。」




“麗子ありがとな!次は俺が来世でお前に会いに行く!だから今は少しだけお別れだ”




硫飛は私にそんな言葉を残していった。




姿は見えないけど、確かに声は聞こえた。




私は涙が流れた。




悲しみの涙じゃなくて幸せの涙。




私はそう信じたい。