検査が終わり医者は部屋から出てきた。




「…今夜が峠でしょう。。。」




うそ・・・・・・。




私はそれを聞いた瞬間力が抜けて床に座り込んだ。




『硫飛は治らないんですか?もう、ダメなんですか?』




私は医者の目を見て言った。




しかし医者は首を横にふった。




私はずっと泣き続けた。




硫飛。。。




ヤダよ。




置いていかないで。




お父さんやお母さんと同じように私を一人にしないでよ。。。




私は硫飛の部屋の前で泣き続けた。