私はその日ずっと硫飛の傍を離れなかった。




だって私がいない時に目覚めたらイヤじゃない。




だから硫飛が目覚めた時に私が一番に声をかけてあげたいから。



でも、硫飛はがんこだから中々起きてくれない。




硫飛。意地はってないで早く起きてよ。




私と一緒にまたさんぽ行こうよ。




町にも行こうよ。




約束したでしょ?




私と約束したじゃない・・・。




私との約束破ったらわかってるでしょ?




もう二度と手料理作ってあげないんだからね!




だから…早く起きてよ!!!